HUAWEI Mate 10 Proのバッテリー交換に挑戦

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ども!
まるこです。

2018年から2年と半年ほど使っているスマホ、HUAWEI Mate 10 Proのバッテリーが先日から膨張してきました。自分の手でバッテリーを交換し、起動まで確認することができましたので、今後同じ悩みを抱えた人向けに注意点などを残しておきます。

交換に至った経緯

上で述べたように、バッテリー膨張の為交換するに至りました。
バッテリー膨張により本体裏面のパネルが浮いているので、そこからゴミが混入すること、膨張による圧迫で液晶パネルに不具合が生じる可能性、最悪の場合爆発など懸念される問題は多い為、放置するのは良くありません。

バッテリーが膨張。裏面パネルが浮いている。

早急に対処しようと、初めは修理店を探して連絡をしましたが、込々8500円とのこと。
バッテリー膨張が発覚した時点でスマホの乗り換えを決めていて、端末到着待ちでした。正直Mate10Pro自体はサブとして使えたら良いかな程度に考えていたので、8500円はちょっと高いなと。
Youtubeで検索してみると、バッテリー交換の動画が公開されていて、これなら自分でもできそうかなと思い、自分で交換することにした次第です。

準備した物

交換用バッテリー(キット)
一部使わない物もありましたが、これがあれば一通りの交換作業はできました。
amazonリンク貼っておきます。

SIMピン
意外と盲点かもしれませんので、いざ交換を始めようという時に無いと困るので用意しておきましょう。
安全ピン、最悪クリップでも代用できます。

ヒートガン(ドライヤー)
作業で一番手こずるのが接着剤を剥がす部分なので、少しでも剥がしやすいように温められる物を用意しておくと良いと思います。
私はドライヤーを使いました。

薄く、適度に硬い物
接着剤を剥がす際に必須です。
使わなくなったプラスチック製のポイントカードなどが良いと思いますが、ギターやベースのピックでも代用可能です。

作業手順について

サードパーティ製品の販売店さんが作業手順を動画にしてくれています。

Huawei Mate 10 Proバッテリーの交換ガイド

基本手順はこちらを見て頂くのが良いと思います。
ただ、この動画は時間の掛かる工程や、慎重に作業すべき箇所が前もって外されていたり、飛ばされている為、以下で私がピックアップする細かい注意点にも十分配慮してください。

作業上の注意すべきポイント

接着剤を剥がす際は要注意!

以下2点はリスクが非常に高いので注意。
接着剤をドライヤー(ヒートガン)で温めて柔らかくしつつ、繰り返しゆっくりと作業すること。

一番初め、裏面のパネルを外す工程

薄いカードやピックを使って隙間を作り、少しずつ広げていきます。外周の接着剤を一通り剥がせたと思ったらゆっくりとめくってパネルを外します。

この時、角付近は裏面パネルのガラスが特に割れやすい為、注意しましょう。私も結構慎重に作業していましたが、こんな形でヒビが入りました。

最後、既存のバッテリーを外す工程

ここでは、バッテリーのすぐ裏側にあるディスプレイ用のコードと、液晶ディスプレイに注意します。写真の黄色の平たい物がディスプレイ用のコードで、液晶はこの鉄板のすぐ裏側にあります。

バッテリーは裏面パネルよりも強力に接着剤で着いている為、剥がす時により強い力をかける必要がありますが、コードに干渉しないこと、本体に力を入れすぎない事を一番に考えて作業を行ってください。

最悪の場合、ディスプレイコードの破損、液晶の漏れに繋がります。

ケーブル類の取り回しに注意

スマホ内部には平たく薄いコードが沢山あります。
作業してみたら分かりますが、耐久性は決して高くないと思われるので、無理な取り回しをしたり他の部品に挟まってしまわないよう注意が必要です。

バッテリーを交換する為にはある程度の部品を外すことになるので、交換した後に元に戻せるように、どこにどれが繋がっていたかを確かめながら分解しましょう。

ネジの管理に注意

分解にあたって、合計で10か所以上のネジを外すことになります。
あまり強い力では留まっていませんか、ネジ山をなめないように注意しましょう。
また、ネジは全箇所共通の物が使用されていますが、非常に小さい為、失くすことがないように十分注意してください。

最後に

ここまでの私の説明した注意点を守って頂きつつ、掲載した動画を一時停止しながら作業をしてもらえば決して難しい作業ではないはずです。
私の場合、慎重に作業はしていたものの裏面パネルにヒビを入れてしまう結果になってしまったので、同じような事が起こらないよう、特に注意してください。

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