ども!
まるこ(@marco_touring)です。
完全ワイヤレスイヤホンのレビューに関して、自分が聴いてみたい物でかつ需要がありそうな物をと考えていまして、パッと思いついた物はいくつかあるのですが、全部購入する訳にもいかないので中々悩みますね…!
今回は以前から所持しているagの『TWS03R』をレビュー!
音質や利便性、マイク音声のテストなど出来るだけ詳細な情報をお届けいたします。
ag TWS03R / 概要と仕様
agは日本の有名ハイエンドオーディオブランドfinalの傘下として2019年に発足したブランドで、完全ワイヤレスイヤホンのみを開発・販売しています。
実はfinal自体も2009年に発足したブランドなので、日本のオーディオブランドとしてはかなり若い部類に入ります。しかし、その製品の音や造りは高く評価され続けており、現在では日本のポータブルオーディオ業界を代表するブランドの1つと言っても過言ではないでしょう。
そのfinalが持つ開発のノウハウをそのまま完全ワイヤレスイヤホンに活かしているagもまた、発足以降現在に至るまで注目され続けています。
agはブランド発足にあたり、2019年12月に3機種を同時に発売。その内の一番安価なモデルがTWS03Rであり、一番売れているのもTWS03Rだったりします。
また、agは製品を選ぶ際のガイドラインとして、音質重視の製品に『K』を、手頃な価格や使いやすさ重視の製品に『R』を製品名の末尾に付けているそうです。
TWS03Rのカラーバリエーションは計6色と幅広く展開されており、更にケースと本体の表面をマット仕上げにすることで指紋の付着を防止。また、耳の穴が小さい人でも装着できるように、SSサイズのイヤーピースを付属するなど、ユーザー目線の細かい配慮が感じられます。
これは他の完全ワイヤレスイヤホンメーカーからはあまり無かったアプローチで、ガジェット類に手を出しづらい女性からも商品を選んでもらえるように考えられた工夫だと思います。
また、agはイヤホンの片耳購入に対応しているので、もしもどこかで片耳側を紛失してしまっても公式サイトにて紛失した側のイヤホンだけを購入することができます!
スペック
TWS03R | |
Bluetoothバージョン | Bluetoorh 5.0 |
対応オーディオコーデック | SBC , AAC |
再生時間 | 5時間(本体のみ) 17時間(充電ケース込み) |
接続方式 | リレー方式 |
充電端子 | MicroUSB |
防水性能 | × |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | × |
価格 | 5,980円(2020/12/3 Amazon調べ) |
- 日本の有名ブランドfinal監修の高水準な音質
- カラーバリエーションが豊富で親しみやすいデザイン、指紋の付きずらいマット仕上げ
- SSサイズのイヤーピースが付属。また、紛失時には片耳だけを公式サイトから購入可能
- せめて防水性能くらいは欲しかったかな…
採点式のレビュー結果
一番の強みはおしゃれなデザイン性!
TWS03Rの一番の強みはとにかく他のイヤホンに無いおしゃれなデザイン性!
6色のカラーバリエーションに加えて、丸みを帯びたシンプルなデザインは万人に好まれると思います。従来の各社機種のメカメカしさから脱し、色やサイズでファッション性を持たせる事で今まで完全ワイヤレスイヤホンに踏み込めずにいた人を上手く取り込むことができるだろうと言えます。
ちなみに、売れ筋の色はブラックとピンクらしいです。
また、イヤホン本体がかなりコンパクトで、かつイヤーピースもSSサイズから付属している為、耳の小さな方でも使いやすいような配慮がされています。
音に特に強いこだわりがなく、日常に溶け込むようなワイヤレスイヤホンが欲しいと考えている方には是非ともおすすめしたい1台になっています!
詳しいデザインについては記事下部の「開封・同梱品確認」の部分で写真を複数用意してありますので、そちらをご確認頂けたらと思います。
音質の評価
デザインが良いから買い!とだけ言ってしまってはレビューの意味がなくなってしまうので、音質についても触れていきます。(笑)
全体の音質
まず、全体の音質としては一定のクリアさを保ちつつ、温かみのある丸い音に仕上がっていますね。 これを5000円台で実現してくるのはさすがfinal監修といったところでしょうか。
音場は広くはないですが、その中での音の分離感は悪くない印象です。
各音域の量感は低音>中音>高音の順。
音質:特記ポイント
個人的には中音の鳴り方の丁寧さが好きで、上で述べた「温かみのある音」と合わさり、男性ボーカルの鳴らし方は特筆すべきですね!
強いて厳しめの意見を言うならば、高音の量感が小さ目な為、ドラムの金物の音やストリングス系の表現は苦手としている印象です。
▼agの更に音質の良い完全ワイヤレスイヤホンはこちら
利便性の評価
TWS03Rの使い勝手の良し悪しを語ります。
通話におけるマイク品質のチェック!
▼PC-スマホ間でDiscordにて通話。
スマホとTWS03Rを接続し、TWS03Rを両耳に着けた状態で話した声をPCで録音しています。
通話自体は普通にできそうですが、可もなく不可もなくと言ったところですね。
話している内容は問題なく聞き取れますが、特別聞き取りやすいかと言われるとそんなことはないと思います。
装着感が良い!でもコツが要るかも
まず、イヤホン本体が小さく装着感が良いので、万人にフィットしやすいと思います。
ちなみに付け方に少しコツが要りますので、ここでご紹介しておきます。
▼イヤホンを縦に持って物理ボタン側を下にした状態で耳に入れます。
▼そのままイヤホンを後ろ側に回転させて下のような状態にします。
この時、「ag」と書いてある側のイヤホンの出っ張りを耳の軟骨より内側に入れる。
上の写真のように装着してもらう事でイヤホンがしっかり固定される上、安定した音が出ます。
ただ、これは男性である僕の耳の場合の話かもしれませんので、装着しようとして痛みなどを感じたら中断し、ご自分に合った装着方法を探してみてください。
失くしたら片方だけでも新品が買える!
公式のサポートのおかげで片側だけの購入が可能という点はかなり安心感があります。
紛失というのは、完全ワイヤレスイヤホンの性質上どうしても解決できない問題ですが、万が一片側だけなくしてしまっても、公式ページから片側だけの購入が可能です。
今までは片側を失くしたら新しい物をもう一つ買うか、メルカリなどで中古の片側を探すか、くらいの選択肢しかありませんでしたが、公式から新品が購入できるのは安心できますよね。
防水機能なし、充電端子が…
まずノイズキャンセリングや外音取り込みなどの機能は非対応となっています。これは価格から考えたら非対応なのが当たり前なので問題なし。
そして、防水機能がありません。これは結構痛いです。
スポーツしながら使用するのはやめておいた方がよさそうです。
また、充電端子がMicro-USBです。人に依るかと思いますが個人的には結構マイナスで、ただでさえ最近は充電が必要な物が増えつつあるので、できる限り端子はTYPE Cに統一したいです…
開封・同梱品確認
※長期間所有していた為、イヤーピースは欠品しています。すみません…
▼同梱品一覧です。イヤーピース3種と説明書、MicroUSBの充電コードが付属します。
▼説明書より、同梱品の一覧です。
▼充電ケースです。シンプルな外装と丸いフォルムが良い感じ。ピンクといっても淡めの色味で主張が控えめなのでかわいらしいですね。
繰り返しですが、色はブラックとピンクが一番売れているらしいですよ。ちょっと納得。
▼背面にMicro-USBの充電端子があります。TYPE Cが良かった人、手上げてー!
▼充電ケースは全体的に丸み帯びたデザイン。変な形してますが、ちゃんと自立します。
▼開けるとこんな感じ。右耳が右側、左耳が左側です。
▼充電中は前面側のランプが赤く点灯します。満充電時は青に点灯。バッテリー残量を確認できるインジケータ類は無いのでご注意。
▼本体もこんな感じで丸っこいです。agのロゴがうっすらオシャレ感を演出。
操作は物理ボタン。軽いクリック感のあるボタンで誤操作は少ないので好印象です。
▼内側。左右の記載があります。
▼最後に横から。右端の出っ張りが良い感じに耳にフィットするので装着感は良好。
▼マット仕上げのおかげで物撮りがすごくやりやすいです…
僕自身手汗は結構かきますが、指紋は一切付きませんでした。
まとめ
これまでの内容をまとめると…
- 初めての完全ワイヤレスとして万人におすすめしたい!耳穴が小さくても大丈夫
- デザインの良さはもちろん、音質も!final監修は伊達じゃない
- 特に男性ボーカルの曲が得意!
- 片方のイヤホンを紛失しても公式サービスで片方だけ新品を購入可能!
- スポーツをしながら…などの用途には向いていない(防水性能なし)
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
ではでは!
▼筆者オススメのイヤーピースはこちら
▼商品購入はこちら
▼同じくagが発売している高音質イヤホンはこちら
▼サブスク初心者にはAmazonがおすすめ
コメント