ども!
まるこです。
今回は5000円でコスパの高い完全ワイヤレスイヤホンとして呼び声が高く、Amazonでもレビュー数約1000をマークしているJPRiDE『TWS-X』をレビューします。
初めに製品の概要やスペックを確認した後、音質や利便性などレビューを実施。後半は製品自体の外観を確認し、品質などを確かめます。
JPRiDE TWS-X / 概要と仕様
JPRiDEとは、「本物の音質とクオリティを、極限まで低価格で」というコンセプトを主軸に、有線・無線イヤホンを製造販売している2019年に発足した新興の日本発ブランドで、そのコンセプト通りにコストパフォーマンスに優れていると各所で評判になっています。
そのJPRiDEが手掛ける『TWS-X』は同社の完全ワイヤレスイヤホンとしては『TWS-520』に次いで2機目であり、2020年8月より販売されています。
非常に安価であることから外音操作系の機能は非対応ではあるものの、高音質オーディオコーデックとして知られているapt-xに対応しているなど、マーケティングとしては抜け目が無いように見えます。
また、大手通販サイトAmazonでのレビューは2020年12月現在、882件で評価4.1という高評価。発売から4か月しか経過していない点を考えるとその人気さが伺えますね。更に、購入後30日までは自己都合でも返品及び全額返金対応という強気な姿勢です。
スペック
TWS-X | |
Bluetoothバージョン | Bluetoorh 5.0 |
対応オーディオコーデック | SBC, AAC, apt-x |
ドライバー | 5.8mm ダイナミックドライバー |
再生時間 | 9時間(本体のみ) 20時間(充電ケース込み) |
接続方式 | リレー方式 |
充電端子 | TYPE C |
防水性能 | IPX5 |
操作系統 | タッチセンサー |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | × |
価格 | 5,480円(2020/12/9 Amazon調べ) |
- 日本発の新興ブランドJPRiDEが2020年8月に発売
- 発売から4か月でAmazon評価は4.1(レビュー数:882件)
- 5000円代の価格でオーディオコーデック『apt-x』に対応
- 購入後30日までは自己都合でも返品・全額返金に対応
JPRiDE TWS-X / 採点
JPRiDE TWS-X / 音質の評価
ここからはJPRiDE TWS-Xの音質についてレビューしていきます。
値段なりの音質
一聴して『なんでそんなに売れてるの?』と思ったのが正直な感想です。
全音域が輪郭のボヤっとした眠たげな音で、クリアさを感じるどころかボヤついた低音の量感が多くて聴いてて気持ち良さが無いです。
音場が広かったり、分解能に優れている訳でもない、これといって特徴もないサウンド。これなら安っぽいドンシャリサウンドの方がまだ役割があると思いますね。
あまりに各所でコスパ最強!だの5000円とは思えない音質!だの持ちあげられすぎていたので、ハードルが上がっていた側面は大きいです。概ね価格なりの音質と言えると思います。
ブロガーとして、買ったイヤホンは絶賛レビューしてしまった方がこの記事から購入してくれる人が出てくる可能性が上がるので、僕個人としては褒めちぎりたい気持ちはあるのですが…JPRiDEさんごめんなさい。
恐らくこのイヤホンの音質を手放しに絶賛している人は、このイヤホンが今まで購入したイヤホンの中で一番高価な物だったり、ハイエンドなオーディオ機器での良い音を聴いたことが無い人が大半なのではないかと思ってしまいます。
もちろん、TWS-Xの音質がたまたま僕に全く合わなかったという可能性も捨てきれませんので、話半分に聞いてもらっても大丈夫です。
ちなみに、同じくらいの金額を出すなら6000円の『ag TWS03R』の方が音質良い上にファッション的な面で見てもおすすめです。
音質面で褒めるべき点
前述の通り、5000円とは思えない音のクリアさとか押し出しは感じられない訳ですが、逆に言えば聴き疲れしづらいサウンドとも言えます。ライブを観に行ったり、単純に疲れた日の帰り道で音楽を聴く気があんまり起きない時といえば分かりやすいですかね。
そんな時でも違和感無く落ち着いて音楽を楽しめるというメリットはあるように感じます。
JPRiDE TWS-X / 利便性の評価
ここからはJPRiDE TWS-Xの利便性についてレビューしていきます。
マイク、通話品質のチェック
▼PC-スマホ間でDiscordにて通話。
スマホとTWS-Xを接続し、TWS-Xを両耳に着けた状態で話した声を通話を通してPCで録音しています。
マイク品質は良いですね。
かなりクリアで、話している内容をハッキリと聞き取ることができます。
遅延に強い
低遅延のオーディオコーデックapt-xに対応している為、YouTubeなどで動画を楽しむ場合には遅延はほとんど気になりません。音ゲーはさすがに厳しいですが、これは現状の技術的な限界であって、TWS-Xが悪い訳では無いです。
タッチセンサーが優秀
曲の再生/停止、曲送りを本体側面を触る事で直感的に操作することができます。感度が高すぎるということも無い為、誤った操作も起こりづらくなっていると感じました。
また、タッチ操作で電源のオン/オフを切り替える事ができる点が優秀だと思います。今までありそうでなかった機能で、この機能があることで充電ケースを必ずしもポケットに入れておく必要が無くなります。
ケースがコンパクト
完全ワイヤレスイヤホンの中ではTWS-Xのケースはかなりコンパクトな部類に入ると思います。小さくても最大連続再生は20時間ありますので、必要十分です。
開封・同梱品確認
▼外箱は至ってシンプル。
▼開くと本体の入ったケースと、裏に説明書類が入ってます。
▼内容物一覧
●本体
●充電ケース
●USB A to TYPE Cケーブル
●イヤーピース4サイズ
●説明書
●ワランティ
▼ケースはかなりコンパクト。つや消し処理により指紋が気になりづらいです。
▼ag TWS03Rのケースと比べても一回りは小さいので、ポケットに入れても気にならなさそうです。
▼開くとこんな感じ。手前の3つのインジケーターでバッテリーの残量を確認することができます。
▼ケースの小ささと比べるとやや大きめな本体。
▼本体側面。ケース同様つや消し処理がされており、指紋が付きづらいです。
▼TWS03Rと比較するとこんな感じ。厚みがかなり違います。
JPRiDE TWS-X / 総評
- クリアさや迫力には欠けるが、落ち着いた音質
- マイク品質が良好で通話向き
- タッチセンサーが優秀。ケース無しで電源オン/オフが可能
- apt-x対応の為、遅延に強い
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
少しでもあなたのイヤホン選びの手助けになれたならば幸いです。
ではでは!
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