ども!
まるこです。
この日は支笏湖から夕張に寄り、富良野を目指します!
気持ち良いけど気持ち悪い朝
北海道2日目はピーカンでスタート。
夜の間、周囲の騒ぎ声の他に気になっていたことがあったのですが、起きたら嫌な予感が的中。
テントのフライシートにもインナーシートにも羽アリがびっしりくっついてます。
恐らく夜寝る前にテント内でランプを付けていたので、その明かりに寄ってきたのでしょう…
おまけに朝露で羽アリ達は自力では逃げ出せない模様。
グロ注意レベルなので写真は割愛しますが、処理が大変で朝からかなり疲れました。
さておき、さっさと撤収を済ませて歩を進めないと空腹で倒れそうです。
フライシートが朝露でびっしょりで、乾燥に少し時間がかかりましたが、無事撤収。
近場のセコマで朝食を摂り、まずは昨日の汗を流す為にお風呂を探します。
この旅、初温泉!
道中の丁度いい場所に温泉を見つけたので、逃げ込むように潜入!
「鶴の湯温泉」って有名な場所ありましたよね、北海道じゃなくて。
細かい事は良いので、風呂風呂。
いや~、良いお湯だった。しかも大人1人530円。安い!
首都圏のお風呂ってただの銭湯でも800円くらい取ってきたりするので、天然温泉で500円は嬉しいですね。駐車場を見た限り、他県のライダーがお一人、あとは地元の方だけでしたのでゆっくりお湯に浸かれました。
ここでは用意していた速乾タオルが役立ちました。
お風呂から上がってから20分程度ゆっくりしていましたが、その間バイクからぶら下げていただけでほぼほぼ乾いてました。
普通のバスタオルじゃ、こうはいきませんからね。
技術の進歩に感謝。
夕張メロンを喰らうッ!
2時間弱ほど走り、夕張へ。
事前に行くお店は調べていました。なんとなく建物の見た目でチョイス。
通過儀礼の如くメロンを頬張ります。
あとこれは知らなかったのですが、メロンには等級というものがあるらしく、私が行った場所では糖度などを基準に「秀品」「優品」「良品」と別れていました。
折角なので一番等級の高い「秀品」を頂きました。
光の当たり具合のせいか、すごくまずそうに撮れちゃった
肝心の味は月並みなコメントですが、すごく甘くて美味しいです。
ただ、これで700円くらいするので、頻繁に食べられる物ではないですね。
茨城でもメロンを食べましたが、茨城のメロンが水分多めで瑞々しいのに対して、夕張のメロンは甘さが強めという印象でした。
どちらも美味しいですが、個人的には夕張メロン派でした!
糖分を摂取したところで、富良野を目指して走っていきます。
寝不足?熱中症?アカンこれ
富良野へ至る道中、トンネルがありました。ここで衝撃!!!
めっっっっっちゃ寒い!!!
体感で外気と15度以上差があるんじゃないかという気温差で、トンネルに入った直後は涼しくて気持よかったのですが、思いの外全長が長く、途中からは体が震えるくらい寒くて辛かった。
この時の外気は30度近くあったこともあり、半袖で運転していたのが仇となりました…
やっとのことでトンネルを抜けてホッとしたのも束の間、なんだか頭がクラクラ…おまけに両手が痺れてきてる。これはちょっとヤバいなと思い、路肩にバイクを止めて一息つこうとしたら、スズメバチが寄ってくる始末…
この体調でもさすがにスズメバチのお世話になる訳にはいかないので、バイクを少し進めると道路脇にドーナツ状の駐車スペースを発見。すかさず逃げ込み、休憩することに。
恐らく寝不足によって体力が落ちている所に、急な寒暖差が重なって熱中症のような症状になったのだと思います。以前にも、ほぼ睡眠をとっていない状態で朝から炎天下でバーベキューの準備をしていた時に熱中症になったことがありました。
睡眠、大事。マジで。
地元ライダーとの出会い
ただ、悪い事ばかりでもありませんでした。
休憩している最中、同じ場所に地元ライダーの方が3人いらして、オススメなスポットや、皆さんの話、自分の日本一周の話、色んな話をしました。
体調に引きずられて精神的にも少し辛くなっていた時だったので、内心すごく嬉しかった。「旅の醍醐味は出会い」どこかで聞いたようなフレーズを予期せずに身をもって体験することになりました。
アツシさん、あいぼーんさん、渋めのおっちゃん、車のご夫婦、この時は本当にありがとうございました!
さて、聞きたい事はたくさんあるけれど、まだまだ話したいけれど、富良野までまだ距離はあるのであまりゆっくりしてもいられない。
旅は一期一会、名残り惜しいですがお互いの無事を願いつつ、ここでお別れです。
実はこの時点でまだ、今日の宿は決まってません。
とりあえず富良野にたどり着いてから考えようという、相変わらずの計画性の無さです。
むしろ清々しい。
to富良野 道中
そういえば北海道の道路について、ここまで特にコメントしてきていませんでしたね。
最高です
きつ過ぎないワインディングに終わる事のない緑、道路幅も広いのでとても運転しやすいし、バイクに乗っていて楽しいです。湿度が低いためか、気温が同じ30℃でも本州の蒸し暑さと比べると遥かに快適です。面積に対して都市間の距離がかなり離れているので、渋滞なんてほとんどありません。(都市はこの限りではないかも)
苫小牧から出たときに感じましたが、都市から離れるとすぐに田舎道(良い意味で)に入れるので、首都圏で感じるイライラが皆無。おまけに道が最高。
関東なら「〇〇の道」なんて名前の付きそうな道路がそこら中にありますからね…
繰り返します。最高です。
そんな最高な道を走っていたら、道路真ん中に大きい何かを発見!
慌ててブレーキを掛けて止まります。
シカ。エゾシカ。
北海道の野生動物との初エンカウントはシカでした。
バイクとシカの事故って時々聞きますけど、ライダーもシカも重傷負う事が多い印象なので、速度落としていて本当に良かった。
それにしてもシカってすぐに逃げないんですね。
こちらが少し手前で止まった後、進路は塞いだままこちらを見つめて動かないんですよね。こちらとしても変に避けようとして寄ってこられても困るので、動きに動けず…最終的にクラクションを鳴らしたら逃げて行ってくれました。
今回は何事もありませんでしたが、これカーブで急に出てこられたら避けようがないですね。怖い。
今日もキャンプ
無事に富良野に着き、宿を探します。
探すといっても若干の目星は付けていて、チェックイン時間に間に合うか際どかったので連絡できていなかった次第でした。
電話をしてみると空きがあるとのことで無事に宿の確保に成功。
フリーサイトは入場料のみで、一泊800円。やっす。
北海道だと無料とか500円とかがザラなので、安くはないのかも知れませんが、本州と比較したら遥かに安いです。サイトもトイレも綺麗で快適なキャンプ場でした!
夕食はカップ麺、煮卵、サラダ、セコマのザンギです。
セコマの煮卵とザンギ、めちゃめちゃ気に入りました。美味い安い!
隣にいたお年を召したご夫婦に話しかけて頂いたので、少しばかし会話をして、昨日とは打って変わって静かな夜の中眠りにつきました。
ちなみに、綺麗な星空は残念ながら見られませんでした。悲しい。
ではでは
[旅費]
★小計:3618円
宿:800円
ガス:611円
観光:530円(温泉)
その他:1657円
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